じったんの10ヶ月アルゼンチン生活!

大学を休学し、ブエノスアイレスでスペイン語を学びます。

おいしいアルゼンチン

前にブログを更新したのが、6月半ばということに驚きが隠せません。

この1ヶ月くらい本当に一瞬でした。

帰国まで、1週間。名残惜しいです。

でも、東京に帰るのも楽しみです。

 

…と、ここから、帰国までこの記事が完成することはありませんでしたとさ。

せっかくなので、ちょっと修正して上げます。

 

 

アルゼンチンの食べ物事情について書きます。

難しいことじゃなく、サクッと。

やる気のあるときに、ちょびっと書きます。

 

アルゼンチンといえば、そう!牛肉です。

そしてワインです。

 

ここの牛肉は、日本の牛肉の肉質と全く違っていて、

身が詰まった筋肉!って感じの締まった肉です。

 

日本は和牛みたいな油たっぷりのお肉が好まれ、

値段もより高くなっていきますが、

アルゼンチンの牛肉は、油を全然含んでいなくて、

さっぱり、噛みごたえがあります。

 

とはいえ、噛み切れないような硬さではなく、

部位によってはサクッという食感。

焼き方が下手だと、ちょっとパサついたりもするんですが、

そこに赤ワインを流し込む訳です。幸せです。

 

流し込む赤ワインは、Malbec(マルベック)です。

日本ではあまりメジャーじゃない品種ですが、

果実味があって、かなり味は濃い目なんだけれど、

苦味や渋みはあまり強くなく、飲みやすい感じのワインが多い。

(と、思う。)

とにかく、牛肉に合います。

 

 

帰国前に彼のご家族おすすめのワインを買っていただいたんですが、

私が買うにはちょっとお高めな250ペソ(1750円)くらいのワインで、

とってもとっても美味しかったです。

外れなく美味しいワインを飲むなら、それくらい出せば間違いなさそうです。

 

次は、お肉やワインをどこで楽しむか、についてです。

お店で食べたい時は、Parrilla(パリーシャ)を探しましょう。

お肉の炭火焼きやステーキを出してるお店の総称です。

 

基本的にどこに入っても感動する美味しさだと思います。

が、一応リンクを貼ってみます。記録用にもね。

 

www.guiaoleo.com.ar

ちょっと高いけれど、アルゼンチン人おすすめの外さないお店!

 

www.guiaoleo.com.ar

トリップアドバイザーで上位の観光客に人気のパリーシャで、

典型的なアルゼンチンの牛肉ステーキが食べれます。

 

www.guiaoleo.com.ar

結構お安く食べれるパリーシャ。何回も行きました。

肉の質はちょっと落ちるかもしれないけれど、

実はお肉の油が好きな私は、これくらい油のコクが感じられてもいいかなぁ…

と思います。付け合せにサフランライスがついてきて、それも結構好きだった。

日本人バックパッカー、学生向け、ということにしよう。

 

 

ちなみに、お肉屋さんで買ってきて、自分で焼くのもあり。

部位は、Bife de Chorizo(ブフェ・デ・チョリソ)と言えば、

サーロインが食べれます。

Lomo(ロモ)の方が赤身っぽく、

Cuadril(クアドリル)は他の二つよりお安く買えます。

 

ちなみに、お肉屋さんで一番安いやつを買ってしまうと、

煮込み用のお肉なので、ステーキでは食べれません。

赤ワインで2時間くらい煮込むととっても美味しくなります。

 

あと、アルゼンチンのお肉屋さんで買うなら、

断然タン!!皮付きの丸々一本買って、1000円ちょっと。

若干グロテスクな感じもしますが、自力で解体します。

喉に近い方はもはや油の塊なので、カレーに入れます。

舌先に近い方は油が少ないので、赤ワインで3時間煮込みます。

その間の一番いいお肉を、タン塩焼きにします。

こんなに楽しんで1000円!タン、買ってください。

 

あと、チョリソーは基本的に結構美味しいです。

お店で食べるよりも自分で焼いた方が好きです。

ビールと合いすぎるんだよなぁ…。

 

 

肉とワイン以外には何が美味しいの?と聞かれるんですが、

本当のことを言うと、ほとんど思い浮かびません。

 

チョリパン(チョリソー+パン)は美味しいです。

あと、エンパナーダも割と美味しいですが、よくあるパイみたいな感じです。

 

実は肉以外はあんまりアルゼンチン料理が好きじゃないので、

外食は他の国の料理を食べる事も多かったです。

 

イスラエル料理、ペルー料理、メキシコ料理、日本料理、韓国料理…。

日本料理は基本的にお高めで、味も勿論日本には劣るので、

韓国料理にかなり助けられました。一回美味しさのあまり泣きました。

 

万が一レストラン名など知りたい方がいたら、個人的に聞いてください。

 

 

つらつら書きすぎですが、最後に!

アルゼンチンで、飲んでもらいたいお酒があります。

 

それはフェルネ(ネにアクセント)というお酒で、

イタリア原産のようですが、アルゼンチンの若者に人気です!

 

味はイソジンみたいな、独特の清涼感があります。

色もイソジン。しかもコーラで割る。

でも口がさっぱりして、なかなかうまいです。

 

今度アルゼンチンから送ってもらおうと思うので、

そしたらうちでフェルネパーティーしましょうね。

ではでは。

 

アルゼンチンのお金の話

帰国まで、あと2ヶ月切ってしまいました。

8月7日に帰国します。

 

もうアルゼンチンにいられるのもちょっとなので、

私から見て、アルゼンチンってどんな国なのか、を書いていこうと思っています。

やっぱり南米って面白かったです。

特に、アルゼンチンは不安定で、スペイン語でニュースを見ない限り、

今アルゼンチンがどんな状況なのかを追うのは難しいと思います。

 

経済や、治安、ストの頻発などについて書こうと思ってますが、

あくまで私がどう思ったなのか、なのでどうか鵜呑みにはしないでください。

 

 

 

今回はアルゼンチンのお金の話。

 

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5月くらいに本気でアルゼンチンに移住する可能性を考えてみたんですが、

やはり、アルゼンチンに移住は厳しい、という結論に至りました。

その理由は、経済状況が悪いからです。

 

 

ブエノスアイレスの街を歩いていると、ヨーロッパみたいな街並みだし、

歩いている人々も綺麗な服を来て、iPhoneとかも持ってるので、

日本と変わらず、先進国のように見えるんですが、

だんだん「アルゼンチンやばい!」とわかってきました。

 

 

何よりもまず語るべきは、インフレです。

私がアルゼンチンに来てびっくりしたのは、

主に流通している一番大きい紙幣が、100ペソ札だったことです。

日本円の価値にしてなんと、700円。

 

現在は、500ペソ札もだいぶ流通してきていますが、

私がアルゼンチンに着いた10月には、500ペソはあんまり手に入らなくて、

ATMで現金を手に入れようとすると全部100ペソ札で出てました。

(今でも100ペソ札しか入ってないATMはたくさんある)

 

一度、ブエノスアイレスとは別の都市のスーパーでレジに並んでいた時、

クレジットカードの支払いをスーパーのレジでできるらしく、

30枚くらいの100ペソ札をお客、レジ打ちのお姉さん、その上司で、

「いち、に、さん、し…」と3回に渡って数えるものだから、

レジが全く進まず、ヒステリックを起こしそうになったことがあります。

 

 

10月からでも十分にインフレを感じることはできて、

その安さ故、私の命をつないでくれている、マルちゃんの袋麺は、

13ペソが最安だったはずなんですが、今では18ペソが当たり前。

 

地下鉄の値段も、11月に3.75ペソから、7.5ペソと、倍に値上げされました。

今、バスを乗るには、だいたい6ペソくらい払うんですが、

2年くらい前までは、1ペソだったと、私の彼は言っておりました。

(公共交通機関の値段が安すぎるのもアルゼンチンの面白いところ)

 

ワインもすごく値上がりしてるらしく、

日本人からすると、安いけど、激安!って訳ではない。

今はスーパーで100ペソ出せばまぁまぁいいワインが飲めるけど、

数年前は10ペソとか、20ペソで十分いいワインが買えたらしい。

 

 

現在でもモノの値段はガンガン上がってます。

賃金も少しずつ上がってるようですが、インフレ率には追いついていません。

 

ただ、アルゼンチン人は見えっぱりな人が多いという話があるくらい、

生活は苦しくとも、みんな比較的綺麗な服を着ています。

 

「とにかく生活が苦しくて、お肉が買えないの!!」

と語学学校の先生が話していたんですが、すっごくお洒落な格好をしていたので、

少し不思議でした。私だったら、お肉をとる。

 

 

二つ目に話したいのは、賃金が低いこと。

www.eldestapeweb.com

 

1年前の少し古い記事ですが、2017年1月に、

フルタイムの最低賃金が月8060ペソに値上がりされるにも関わらず、

マックで働いてる人は4500ペソしかもらってないよ、という内容です。

適当に計算して、マックの最低賃金が200円くらい、

そして、ビックマックセットの値段が770円。

世知辛いよう。

 

そもそも法律で決まっている最低賃金が56000円ということに驚き。

日本の半分以下…。

平均月収も同様に日本の半分以下。

ブエノスアイレスの平均月収112000円)

El salario promedio en la Ciudad de Buenos Aires es de casi 16.000 pesos - Infobae

 

さらに、仕事もなくて失業率7%超え。

違法な仕事に就いて、時給300円で1日12時間働くことも割と普通なんだとか。

学生のバイトもそんな感じらしい。

 

 

彼が2019年春に日本に旅行しに行きたい!そのためにバイトするんだ!

と張り切っているんですが、この話を聞いた時に、

「時給300円じゃ、飛行機代も出せないよ…無理だよ…」と、

私は泣きそうになっちゃいました…。

 

実際にブラックバイトで、時給300円で働いているという彼の友達(学生)は、

「東京の最低時給は900円らしいよ」と伝えられた時、心底驚いていたそうです。

 

 

それでいて、物価が日本とそんなには変わらない。

スーパーで買う食料品は日本よりも若干安いですが、

洋服、電子機器、輸入品は日本よりも全然高い。

"輸入された電子機器"であるiPhoneのお値段なんと、約190000円(iPhone7 32GB)

www.lanacion.com.ar

 

旅行に出る時、日本で11000円のThe North Faceのバックパックを買おうと思ったら、

アルゼンチンではなぜか26000円以上していて、目が点になりました。

 

彼らはどうやってお金をやりくりして、

iPhoneや海外ブランドの洋服を買っているのか…。

 

 

でも、これは日本が恵まれている、という話なのかもね。

日本のお給料は結構高いんだろうね。

 

「日本もう結構ヤバそう!」と思って、アルゼンチンに来てみたら、

「これで国が成り立ってるなら、日本はまだまだ大丈夫」と楽観視してしまうくらい、

アルゼンチンは結構やばい。

 

 

 

こんな感じで、私は結構アルゼンチンの将来について悲観的だったんですが、

ブログを書くにあたり、いろいろ調べていて、

日本語のわかりやすい、アルゼンチン経済に関する調査を見つけました。

 

http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/report_170130.pdf

出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティング

 

現大統領に変わってから、アルゼンチンは経済の自由化を進めているため、

補助金や規制がどんどんなくなっていて、国民の生活は今は厳しいものだが、

ここを乗り越えられれば回復が見込める、という趣旨のレポートでした。

 

資本主義!自由経済!な日本にある会社が作っている調査なので、

そういうバイアスはかかっていると思うのですが、確かになぁ…と納得しました。

何事でも、変わるためには痛みは必要ですもんね。

アルゼンチンの変革期、としてポジティブに捉えることもできるのかもしれない。

 

 

ただ、他にもアルゼンチンには日本ではちょっとありえない感じの

文化、国民性、社会問題がたくさんあって絡み合っているので、

今の状況を乗り越えるのは相当大変そうだなぁというのが私の感想。

  • ストライキが多すぎる問題
  • 移民の国である難しさ
  • アルゼンチンの社会主義っぽさについて
  • スラム、貧困、格差、治安

日本とあまりに違うので、誰かに話したくて仕方なくてうずうずしているんです。

気が向いたら、ブログに書き記したいと思います。

 

でも、ネガティブなことばっか書くのもアレなので、

アルゼンチン愛が伝わるようなブログも書けたらいいな。

アルゼンチン、結構好き!肉がうまい。

 

それでは〜!

 

 

※最後に※

アルゼンチンペソから日本円に換算するときは、7掛けして計算しています。

アルゼンチンの物価などは変動が激しく、正確でない数字もあるかもしれませんが、

あくまで目安として、日本とアルゼンチンの違いをお伝えできていたら嬉しいです!

 

 photo credit: Alex E. Proimos <a href="http://www.flickr.com/photos/34120957@N04/4973732805">Cien Pesos</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="https://creativecommons.org/licenses/by-nc/2.0/">(license)</a>

ラプラタに越してきました

ご無沙汰しております。

ずーっとブログ書いてませんでした。

「ブログ書いてないけど、元気?」と連絡をもらったりして嬉しかったので、

生存確認も兼ねて、久々のブログ更新です。

 

旅を終えた3月はブエノスアイレスで、ちょろちょろ家を変えながら、

のんびりと4月からの大学生活に向けて準備したりしてました。

私も相当のんびりしてますが、相手方もかなりのんびりで、本当に大学行けるのか不安だったのですが、

一応授業を受けることができています。よかったです。

さすが、南米。

 

ブエノスアイレスに帰ってきてから、最初の2週間は、彼のいとこのお家に居候してましたが、

その子があまりにブルジョワでほとんど外食で済ませるからか、

キッチンにガスが通っていないという非常事態の中で過ごしました。

すごく立派なオーブンがあるのに

そのいとこくんは「君が来るまでに通せるか、やってみるね!」と言っていたけれど、

2週間後も全く通ってなかったよね。

やっぱり、南米。

 

そんなこともあり、彼がいとこにちょっと怒ってたようで、

気まずくなると嫌なので、さっさと退散。

その後は、仲良くしている日本人が住んでいるサンテルモのおうちを紹介してもらって、

毎日料理をして美味しいご飯を食べて、幸せに生活していました。

その時のおうちがブエノスで一番好きでした。

同じフラットのみんながとても親切で、楽しかった。

 

結局5ヶ月のブエノスアイレス生活の中で5つの家に住みました。

住んだ場所も家の形態も様々。

たっぷりブエノスアイレスを満喫できた気がします。

 

 

今は、ラプラタというブエノスからバスで1時間ほどかかる、小さな街に引っ越してきました。

ラプラタ大学には、日本人留学生のスペイン語のクラスがあり、

アルゼンチンの歴史や文化なども学ぶことができます。

クラスメイトは全員日本人ですが、内容のレベルもちょうど今の私に必要な難しさ。

語学学校じゃなくて、こっちに来てよかったです。

4ヶ月で伸ばせるとこまで伸ばすぞー!

 

 

家もこっちで探したんですが、なかなか見つからず本気でブエノスに帰ろうか悩みました。

せっかくできた友達と飲みに行ったりできないし、彼にも会えない。

何よりブエノスアイレスが結構好き。エリアごとに個性があって、歩いていて楽しい。

 

でも朝7時に家を出て、授業に通ってる自分を想像できない。

あまりに家を探すのが嫌で、今日見学に行けたお家で即決してしまいましたが、

まだブエノスに戻った方がいいんじゃないかって迷ってます。

寂しいんですね。まだまだ新生活への不安が消えてくれません。

 

”新生活”とはいえ、もう4ヶ月しか残ってないんだよなぁ。

学校が終わってからまた1ヶ月ブエノスで暮らすこともできるんだけど、

どんなに引き伸ばしてもそこで終わりだしなぁ…。

早く帰りの飛行機を取らないといけないんだけど、まだ決められず…。

 

あぁ、これから(の人生も)、どうしよう。

 

 

 

で、南米旅はどうだったのかというと、すごくよかったです。

バス旅は結構過酷で、一人旅も思ったよりも結構寂しくて、

本当はペルーも行きたかったんだけど、やめちゃいました。

 

なので、行った場所は、

アルゼンチン、イグアスの滝

パラグアイ、イグアス移住区の民宿小林

アスンシオンの日本人宿らぱちょ

アルゼンチン、サルタ、フフイ、ウマウワカなど

ボリビア、ウユニ

チリ、アタカマ砂漠

サンティアゴ

ビーニャデルマルの日本人宿汐見荘

バルパライソ

アルゼンチン、メンドーサ

 

こんな感じです。Google Mapで計算したら総移動距離5800kmくらい。

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すべて陸路で!日本国内旅行なんてどうってことなくなったね。

 

 

本当はブログも細かく書いとけばよかったんだけれど、

ウユニの綺麗な鏡張りと夕日を見たときに思ったのは、多分イグアスの時と同じ。

あーこの感動を誰かと共有したい…。

彼と来たかったなぁ、ウユニに憧れてるお母さんと来たかったなぁ、と思ってしまいました。

そう思うと、この感動を誰にも彼にもバーって伝えちゃうのってもったいないなぁと。

 

ウユニの写真をFacebookにあげて、いいね!をたくさんもらっちゃったら、

それだけの思い出になっちゃうかもなぁ…と、慎重になりました。

誰か大切な人と見たかったと思えたということだけ、

ここで共有して、胸にしまっておきたいと思います。

 

そういう意味で、ウユニ後半からサンティアゴまで一緒に旅してくれた、

たなけんさんには本当にありがたい気持ちでいっぱいです!

これから、たなけんさんとお酒を飲む時には、

旅中に起こったいろんなことを思い返しながら、しんみりできるんだなぁと思うと、

すっごく嬉しい。旅は終わったけれど、これからもずっと旅の感動を共有できる!

ちゃんとしたカメラで撮った、素敵な写真もありがとうございました。

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スペイン語はまだまだ全然ペラペラじゃないんだけれど、

でも訪れた土地の人と世間話するくらいはできました。

ちょこっとしか話してないけれど、彼らの優しさや時には人生観までもが伝わってきて、

感動する場面が何度もありました。

寂しかったけれど、一人旅の楽しさも存分に堪能しました。

(自己紹介ばっかり上手くなった)

 

もちろん旅中に出会った、日本人や他の国からの旅人たちともいい出会いがたくさんありました。

普段日本にいる時の環境では、なかなか出会えない人に会って、

一緒にお酒を飲んだり、話したり、体験を共有できるのはいいことですね。

人生本当にどうなるかわからないよな、といい意味で力が抜けました。

 

 

旅中は早くブエノスに帰りたーい!と思っていたけれど、一人旅、またしたくなりそう。

 

 

 

というわけで今回は、

・アルゼンチンでの近況報告

・南米旅を振り返って

の、2本立てでお送りしました。

 

スペイン語ペラペラっぽくなって日本に帰国することが目標です。

あとはこれからも末長く繋がれたらなぁという願いを込めて、

彼に日本語をちょっと教え始めました。ひらがなから。

「一つ単語わかるよ!」と言って、以前一緒に食べた「なと」を頑張って書いてくれました。

なっとう、ね。

 

 

あともう4ヶ月。でもまだ4ヶ月。

しんみりするんじゃなくて、楽しむ!!!

 

ではでは。

バックパッカー始めました

語学学校を終え、1月27日に旅に出ました。

3月頭にはブエノスにいたいので、1ヶ月強の旅。

イグアスを見て、パラグアイでゆっくりまったり、

ボリビア、ペルー、チリを回ります。

 

 

旅をするまでの準備は、私がとにかく怠け者なので、

彼がかなりサポートしてくれました。

 

iPhoneを盗まれたり、壊したりしてるので、

今は彼のお古の携帯をいただいて、がっつり使わせてもらったり。

 

バスの中で食べて!とクッキーやお水を買ってきてもらったり、

バス会社にスペイン語で電話してもらったり。

 

出発の時もバスターミナルまでお見送りしてもらい、

「帰ってくる時もここで待ってるよ〜!」と言ってくれました。

 

とても名残惜しいけれど、すごく温かい気持ちになりました。

 

 

その後、17時間半のバス移動を経て、プエルト・イグアスへ。

17時間半、意外とあっという間で余裕でした。

大学のラフティング部でバネットでの長距離移動に慣れていたからだと思います。

よかったです。ひとまず24時間までは行けるかな。

 

 

 

 

イグアス。滝!!凄かった!!

悪魔の喉笛を見るまでの道は、ずっととろ場が続いているでっかい川のようで、

まさかもうすぐ先があんな巨大な滝になっているとは思えなかった。

 

いきなりあんな落差ができるなんて不思議で仕方ない。

悪魔の喉笛が一番すごかったんだけれど、滝壺が見えなくて

写真映えはあんまりしなかったので、ボートで突っ込んだ側の滝を。

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ボートで突っ込むアクティビティ、楽しかったんだけど、

何も見えないし、最後の一回はがっつり突っ込んで、

痛いし、息できないしで、ちょっと命の危険を感じたかな。

溺れてるような息苦しさが予想よりも長めに続きました。

 

何より1人で、あんまり盛り上がれなかったのが、心に来ました。

友達を作ってから乗ることをお勧めします。

 

 

そして、今は、上野山荘で噂だった、パラグアイにある民宿小林に来ています。

「何もないこと」を楽しめるらしい。

 

確かに何もしないことが普通な雰囲気がある。

ちゃんとみんな何もしないことを楽しんでいる。

 

私が東京やブエノスアイレスでダラダラしている時は、

嫌ぁな気持ちがもやもやしていたけれど、

ここだったら、私の大好きな「ダラダラ」を楽しめる術を見つけられるかも!

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携帯しかないので、星の写真が撮れないのが残念ですが、

想像以上に綺麗でした。プラネタリウムみたい。

 

昼は犬や猫と遊び、夜は星を見て、人工衛星を探してみたり。

宿のお母さんが空を見るのがとても好きな方です。

 

おばあちゃんちにいるような、ほっこり感。

やっぱり会う人会う人みんなにオススメされただけある。

 

 

日本でこういうまったりのんびり、自然があって、

他の宿泊者さんとも親戚みたいにあったかく交流できるような

民宿があったら教えていただきたいです。

 

 

2月14日に日本から来ている友達にウユニで合流しますが、

それまでは1人でパラグアイ、アルゼンチン北部を散策します。

 

どうか無事にブエノスに帰れますように!

それではまた!!

あけましておめでとうございます。

もう2017年になって3日間経ってしまいましたね。

うーん早い。

 

今はマテを飲みながら、パソコンに向かっています。

この前、自分のマテを買いました〜!

みんなに素敵だね!と言われるので嬉しい。

(この器のこともマテと呼びます)

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伝統的なカップというよりかは、結構モダンな感じで、

めずらしくて気に入って、買ってみました。

 

マテは、カップに直接茶葉をたっぷり入れて、お湯を注ぎ、

濾し器のついたボンビーシャというストローで飲みます。

とっても苦いですが、すぐに慣れてハマってしまいました。

 

アルゼンチンでは、みんなで一つの器を回し飲みをする文化があり、

私もマテを勧めてもらえると、嬉しくなります。

 

地域によってマテ文化も様々らしく、

ウルグアイの人はどこでもマテを飲んでいるんだとか。

バスとか銀行の中とか、片手にマテと魔法瓶を持っている人が

町中にいるらしい。

 

パラグアイでは、テレレという冷たい水で飲むマテが主流で、

お砂糖と冷たい水、レモン汁を入れて飲んだりするらしい。

それが発展して、中にはマテに直接7upを入れて飲む人までいるらしい。

 

多分体があまりカフェインを受け付けず、

コーヒーを飲むと気持ち悪くなってしまう私には、

マテの方があっているかも。

 

可愛いマテもゲットしたし、

体にもいいらしいので、これからも続けようと思います。

 

 

 

ちなみに、今、チリに友達とバカンスに行っている彼もマテ愛好者で、

「毎日チリで何してるの?」と聞いたところ、

「お昼は砂浜でお昼寝して、夕方に帰ってきて、マテを飲んでいる」

とのことでした。マテ、やっぱり大事なんだね。

2週間もそんな毎日を過ごせるのいいなぁ。

 

 

そう!1月は、ブエノスの人はみんなバカンスに行っているんです。

マテ文化もあるけれど、このバカンス文化、すごく羨ましい。

 

クリスマスくらいから、長い人だと1ヶ月以上お休みを取って、

家族や友達でリゾート地に移動して、

ビーチで毎日ぼーっとして過ごすんだそうです。

 

彼のいとこ一家は、この前私も行ってブログを書いた、

Punta del Esteに別荘があって、今も家族でバカンス中らしい。

ブルジョワだ…。

 

とはいえ、お金持ちじゃなくても、バカンスに行くのが当たり前らしい。

別荘がない人はその期間だけ借りる、

Punta del Esteとかは特別高いので、ビーチに行けない人は、

プール付きのおうちを借りて過ごす。

 

彼は、幼馴染の男友達2人と一部屋アパートを借りて過ごしているんだって。

楽しそう〜。

 

 

年越しも結局彼のおうちにお邪魔して、

みんなでシャンパンを乾杯して新年を祝いました。

 

家族での行事に、出会ったばかりの外国人の彼女を

毎回連れてくるのって実際どうなんだろう?と思ってしまいますが、笑

でもみんなすごく優しいので、年越しもまた楽しく過ごすことができました。

 

 

12時を過ぎたら、彼がチリに一緒に行く友達を紹介してくれる、

ということで、4人でPalermoのバーに行きました。

 

バーって言われると、お酒を飲む→居酒屋

みたいなイメージになってしまって、

パスポートをすっかり忘れていて、入店拒否。

どうにか「21歳なんだけど」と食い下がってみたけど、

「見えない!!!」と即答されて、泣く泣くPalermoの街を彷徨うことに。

 

最初は申し訳ない!!と平謝りだったけれど、

ショットバーに行ってみんなでちょっと酔っ払って、

楽しくお話できました。いい奴らでした。

いい正月だった。

 

 

そんな感じで私の2017年は、日本から12時間遅れて始まりました。

「海外に興味がある(気がする)」ということでこれまでいろいろ決めてきましたが、

仕事を決めるのに、(気がする)で大丈夫なのか?

ということで、わがまま言ってここまで来させてもらった2016年。

2017年は、その答えを出して日本に帰ります。

 

でも何かがあった時にはいつでも日本を離れられるような、

語学力や感覚も身につけようと思います。

 

アルゼンチン、南米が私のアイデンティティーの一つになるような、

濃い1年を過ごせますように!

¡Feliz Navidad!

久しぶりの更新になってしまいました。

 

この前、ついにiPhone 6をスられたりしましたが、

彼氏もできて、割と毎日楽しく過ごしています。

ポルテーニョ男子とプラネタリウムデートした話

この彼です。とってもいい人でした。

 

 

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今回は、ブエノスアイレスでのクリスマスについて書いていきます!

 

アルゼンチンでは、多分他の欧米諸国と同じように、

クリスマスは家族と過ごすものとなっているようです。

 

彼にクリスマスを一緒に過ごせるか、一度電話で聞いてみたんですが、

「家族と一緒にいるのが義務みたいな感じなんだ、聞いてみるけど…」

と、歯切れの悪い感じ。

 

シェアハウスのみんなもいなくなっちゃうし、

日本人の友達も海外に旅行に行ってしまうらしい…。

 

一緒に過ごす友達もいない、真のクリぼっちになりそう!

部屋で一人で布団の中で過ごすなんて悲しすぎる!

と、不安で眠れない夜もありました。

 

 

数日後、意を決してもう一回、

彼にクリスマスについてそれとなく聞いてみる。

 

 

「うちの家族のパーティーに来ればいいよ!」

最初からそのつもりだったよ、みたいな感じだったので、

拍子抜けしてしまいましたが、

 

無事に、クリぼっちを回避。

しかも、アルゼンチン人の家族パーティーに潜入できる!

 

ドキドキワクワクが止まらず、

クリスマスの前の週は1週間、ずっとプレゼント探しのために、

いろんなところをフラフラ歩いていました。

 

彼にあげるものを相当悩んで、

結局、サボテンとダースベーダーのマグカップという

謎のプレゼントになりましたが、

すごく喜んでくれて、嬉しかったです。

それまでそんなに全力でプレゼントを選んだことが

おそらくなかったので、いい経験になりました。

 

 

イブ当日は、彼がうちまで迎えに来てくれて、

まずは彼のおばさんの広ーいお家に行きました。

彼の家族20人くらいとご馳走をたくさん食べました。

 

クリスマスパーティーというよりかは、

日本のお正月みたいな感じで、家族が集まる場という感じだったので、

結構緊張していたのですが、彼がいい感じで隣にいてくれて、

一人きりになることなく、楽しめました。

 

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その前の週に、彼のご両親と妹ちゃんと5人でランチしていたので、

すごく親切でいい人たちだということはわかっていたのですが、

その場にいた彼の親戚の方もみんないい人たちで、感動しました。

 

少し前にブエノスアイレスに来たばかりで、

スペイン語も話せない私に、みんなプレゼントを用意してくれていて、

ちょっと泣きそうになりました。

 

特に嬉しかったのは、彼のお母さんからもらった、

スワロフスキーのブレスレット

その家族の女性、みんなが色違いでつけているブレスレット

私にもくれました。あったかい。

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0時にみんなで乾杯した後は、

彼のいとこたちと一緒に外で花火をしたりとか、

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いとこが一人暮らししているおうちに行って、

ゲームをして遊んだりとか、お話ししたりとか、

朝まで楽しく過ごしました。

 

その後帰るのは大変だからと、彼のご両親のご好意で

彼のおうちに泊めていただき、

 

なんと起きたのはお昼の1時前!笑

そのまま、お母さんに着替えを貸してもらい、

彼のおばあちゃんちでのランチに参加しました。

 

前の日のごはんの残りを、またみんなで食べる。

本当にお正月みたいでした。

 

 

その後、自分の家に帰ったのは、夕方の6時。

24時間、ずっと楽しみっぱなしのクリスマスでした。

 

彼のご家族と、そして何より、彼の優しさが沁みて、

ほっこりじんわり幸せな気持ちになりました。

 

 

アルゼンチンは、日本よりも家族を大切にしている人が多い気がする。

アルゼンチン人、学校の先生と、彼くらいしか知らないけど。

私が家族を大切にしてなくて、

彼がめちゃくちゃ家族を大切にしているだけかもしれないけど。

 

家族を大切にしている彼を見ると、すごく温かい気持ちになるし、

実際にその家族の中に少しだけれど入れてもらって、

家族とか親戚とかで集まるって何かいいことだな、

と、強く思いました。

おばあちゃんちで過ごすお正月がちょっと恋しくなった。

 

 

 

まだ出会って2ヶ月しか経ってない、外国人の私を、

家族のパーティーに呼んでくれた彼に感謝してもしきれない。

 

でも、結婚したいとか、これからずっと先も一緒にいるとか、

そういう重い意味は全くない。

彼はこれから大学を始めるし、私は大学を終えるために

日本に帰らないといけない。

 

 

一度、私より大人なお友達が恋人と別れた時に、

「その時の自分には彼女が必要だったから、

 別れたからといって、付き合わなければよかった!とは、全く思わないよ」

と、言ってもらったことがあった。

 

私もそんな感じのパートナーシップを築きたい!!

 

彼がいることでブエノスアイレスを何倍も楽しめていることは間違いないし、

ずっと続くことだけが、恋人がいることの意味じゃないんだ!きっと。

 

 

 

来月は、彼が2週間、チリにバカンスに行ってしまうので、

私は人生を変えることができると噂の筋トレを始めようと思います。

 

筋肉がなく、座ってるのがつらくて、ベッドでだらだらしがちなので、

ちゃんと椅子に座れるようになるのが目標です!!!

 

 

そして、大晦日までは、今年を振り返るべく、

あと何個かブログの記事を書こうかなぁと思います!

 

考えすぎて、書いては消し、書いては消し、を繰り返していたら、

全く更新できませんでした。

 

いや、違う。周りのことは気にせずに、

自分が書き留めておきたいことを書こう。

と、開き直って、スピーディーに更新しよう。

 

 

ではでは!

”ガイジン”になれるラ・プラタへ

今は、ブエノスアイレスにいるんですが、

4月からは大学の聴講生をするために、

ブエノスアイレスから1時間離れたラ・プラタという街に移る予定です。

 

幸運にも、最初に滞在していた上野山荘で、

今交換留学生としてラ・プラタ大学に通っている、

まりなちゃん、ゆうちゃんとお知り合いになることができ、

先週、ラ・プラタに遊びに行ってまいりました。

 

スペイン語がわからないからか、ネットでバスを探しても、

うまく情報を手に入れることができず、

二人に何度もバスのことについて聞いた挙句、

結局乗り間違えて1時間遅刻してしまうという。

本当に申し訳なかったです。

 

片道38ペソって言われてたのに、払ったのが22ペソだった時点で

違うバスなんだと気づくべきだったんだけど、

「もしかして安くなったのかな?」とか思ってました。

インフレが凄まじいアルゼンチンで、そんなことはありえないのに…!

 

それにしても、1時間バスに乗って280円弱ってめちゃくちゃ安くないですか?

ブエノスアイレスの公共交通機関は日本に比べると相当安いです。

バスはだいたい一回6ペソくらい(42円)。

地下鉄も11月から2倍に値上がりしたんだけど、

それでも7.5ペソくらい。

タクシーも日本に比べたら相当安いということに気がついて、

夜遅くなっちゃって怖い時とかは、たまに使ってます。

 

 

そういう訳で大遅刻して、ラ・プラタに到着!

二人がバスターミナルで待っていてくれてました。

 

まずはランチを。

El Club Del Milanesaで特大ミラネサを食す。

 

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ミラネサはカツみたいな揚げ物の料理。

前のホームステイ先の牛肉のミラネサが全然美味しくなかったので、

ミラネサは鶏肉だろう!と思っていたんですが、

ここのミラネサは最高でした!肉厚で、美味しかった。

昼から白ワイン飲んでしまいました。

 

El Club Del Milanesaはブエノスにもあって、

チェーン店っぽいので、見かけることがあったら是非!

 

 

次に街の中心にある、Catedralへ。

jp.pinterest.com

 

本当に素敵だったのに、建物の写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

中はこんな感じ。

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ブエノスのCatedralよりも何倍も綺麗でした。

外装が本当にすごかったなぁ。

大きいし、周りに建物もないので、圧倒されました。

 

その日、Catedralの周りの広場では、

ラ・プラタの誕生日を祝うお祭りがあったみたい。

広場に入るために荷物を警官に見せないといけなかったんだけど、

その中に超イケメンの短髪のお姉さんがいたことを、

今でも鮮明に覚えています。写真撮りたかった…。

 

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いったんCatedralを出て、教会の下にある博物館へ。

そこから、Catedralの上の方までエレベーターに乗って、

ラ・プラタを一望できるらしい。

 

 

博物館を一通り見てから、エレベーターを待っていたら、

他に、何組か家族連れがいました。

 

赤ちゃんがちょこちょこ動き回ってるのを、

3人で可愛いねぇ、と言っていたのですが、

近くにいたブロンドの可愛い女の子が、

ものすごい怪訝な顔で私の顔を見つめているのに気がつきました。

 

多分不思議に思ってるだけなんだろうけど、

それをとうに越して、とんでもない顔で見てました。

少しびっくりしたんですが、笑顔で返しておきました。

 

 

そのあと、エレベーターに乗って、展望台へ。

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ラ・プラタの街。緑が結構あっていい感じ。

天気も良くて、景色もすごく良かったです。

 

少しだけ説明の展示なんかもあったりして、

スペイン語わからないなぁ…とぼんやり眺めていたら、

 

なんとさっきの女の子が恐る恐る話しかけてきたのです。

 

語尾に「China?」という言葉が聞こえたので、

「Soy de japón!」と答えると、そこから会話が始まり、

最終的にこんな感じになりました。

 

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まりなちゃん、ゆうちゃんと、その女の子と弟くん。

 

ラ・プラタにはアジア人が本当に少ないらしく、

ずっと気になっていたみたい。可愛い。

ちょっと仲良くなれてとってもほっこりしました。

 

 

彼女とは仲良くなれたからよかったんですが、

そのあとラ・プラタの街を歩いていたら、想像を超えてきました。

 

すごく話しかけられる。多分アジア人だから。

そしてそれは、子供の好奇心のように無邪気なものではないように感じたり。

まりなちゃんもゆうちゃんも、ここで生活するのは大変だったんだろうなぁと思う。

 

ちょこっと歩いただけなんだけれど、周りの人の視線、反応から、

アジア人だからということで、犯罪に巻き込まれたりするんじゃないか…?

って被害妄想してしまうほど、自分がアジア人であることを感じました。

 

友達になれれば、アジア人としてではなく、私がどんな人なのか、

というのを意識してお話ししてくれるんだろうけれど、

街中では、私はいつまで経っても、”ガイジン”、アジア人のまま。

そこに暮らし辛さがあるんだろう。

 

 

ただ、アメリカや、他の外国の都市と違うのは、

ステレオタイプが浅いというか、大雑把なところかなぁと思います。

 

私も外国の人に対してあんまりステレオタイプを持っていない、というか

ただ無知なだけなんだけれども、アルゼンチン人もそんな感じ。

 

多分、アメリカとか、いろんな人種の人が住んでいる地域に行くと、

結構深いところまでステレオタイプがあるんじゃないかと思うんです。

本当に一緒に共存しているからこそ、ステレオタイプがちゃんと作られるというか。

(※すべて私のイメージです)

 

ブエノスアイレスでは、「わー見て、中国人だよ!」と、たまーに言われたりとか。

アジア人はほとんど全員中国人なんだと思っている人も多くて、

日本人に対してのイメージもあんまり湧かないんだろうなぁと思うと、

若干気が楽になったりもします。

 

地球の真反対だからか、ステレオタイプが雑。

今のところそんな印象です。また印象が変わったらお知らせします。

 

 

そんなこんなで、ラ・プラタでは若干のカルチャーショックを受けつつも、

美味しいご飯も食べて、街も見れて、素敵な休日を過ごすことができました。

 

ゆうちゃん、まりなちゃんありがとう〜!